【べっぷ常連メシ】半透明の刺身・・・?別府で鮮度抜群の活きイカを食べる!
人気のある飲食店には、必ずと言って良いほど“常連客”が存在する。
週1~2回から、ほぼ毎日のように通っている人まで。
そんな常連通いしているお客さんは、何を食べているのだろうか・・・
そいつは、福岡県から長い旅路の末やって来た!
店舗前に乗りつけたイカついトラック。
福岡からはるばる別府まで来たようだが、何を運んできたのか。
そこへ、ちょっと強面の店主が現れ、何やら篭を手にトラックと店内を行ったり来たり。
確認のため中を覗くと・・・
生簀で泳ぐ、立派なヤリイカ
おぉ、これは!!
活きの良いヤリイカではないですか!!
店主曰く「玄界灘で獲れたヤリイカを港から直送で運んできたもの」とのこと。
これがこの店の常連メシと関係があるのか!これは早速食べてみらねば!!
大将!イカをください!!
居ても立っても居られないので早速注文。
はやる気持ちをビールで押さえつつ、お通し(太刀魚の身を細く切ってポン酢と和えたもの)を食べて待つ。
お!これ旨い!!イカの事を忘れて夢中になっていた時だった。
「お待たせしました」
美しい姿をしたヤリイカの姿造り
目の前に出された活きイカの姿造り。身の後ろにある大葉が透けて見えるではないか!しかも、まだ動いてるぞ!!
今まで食べてきたイカは、白くてちょっと柔らかいものだったが、これは味の想像ができない。
とにかく、今すぐ食べなければ。細く切られた身を2つほど摘み、口に運ぶ。
コリコリとした食感ではあるが、簡単に噛みきれる。
よく見ると、細かく飾り包丁が入っているではないか!これは職人のなせる業なのか!?イカもまだ動いているし・・・。この大将、かなりの腕を持っているようだ。
しかしこのイカ刺し、噛めば噛むほど甘みが溢れて、箸がとまらない。
醤油も九州では当たり前の甘口醤油が、さらにイカの旨味を引き出している。
なるほど、これがこの店の常連メシか。
あっという間に食べ終わり、余韻に浸っていると、
「ゲソは焼きとてんぷら、どちらにしますか?」とスタッフ。
まさか!ここまでが常連めしなのか!!
ふっくら、甘み、溢れ出る!
少し悩んだがてんぷらを注文。しかし、てんぷらだけだと量が多いので、大将の心遣いにより半分は焼きで頂くことに。
でき立てのてんぷらと焼きイカに目を奪われつつ、じっくり味わう!
ふっくらと揚がったてんぷらは、これまた甘くて旨すぎた!焼いたイカも噛むほどに旨味が溢れ出てくる・・・
しあわせだ~~~~~~~
常連さんは、こんなにも旨い肴を目当てに今日もこの店に来ては、酒を呑み明日への活力にしているのか・・・
う~ん、羨ましい限りだ。
活きイカ 100g1,200円(税別)より ゲソは焼きかてんぷらが選べます。
※仕入れによってない場合があります。
タマえもん
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